ホーム > クレジットカードの審査基準 > なぜ審査に落ちるのか?
なぜ審査に落ちるのか?
クレジットカードの審査にはどうして落ちてしまうのでしょうか?
考えられる要因は以下の5つです。
もちろん判断の基準は各カード会社によって違いますけれど、審査に利用されている項目やその大枠に大差はありません。その詳細をご紹介します。
社内ブラックリストだった
過去のその会社で、延滞などの理由で強制退会させられた、などバツが付いた場合です。
社内ブラックリストに載ると
・
名前が一生リストから消えない会社と
・
一定期間後に問題なくカードが作れるようになる会社
があるようです。
ただ、この手のリストはその「カード会社のみ」ですから、他社のカードにも軒並み審査落ちということになれば、別の可能性を検証してみる必要があります。
申込み書の記入がいい加減、ウソがあった
審査が通らない事例の中で最も多いのがこれです。
具体的には、『記入(入力)漏れ、電話番号間違い、誤字脱字、虚偽申告』、になります。
クレジットカードの審査を行うのに必要な情報が空欄では評価のしようがありません。電話番号の間違いなどは問題外で、在籍確認(本人確認)の連絡するとることすらできないわけです。
また、誤字・脱字だらけでは「性格がいい加減なのではないか?返済をちゃんとしない人か?」と疑わざるを得ません。カード会社で働いている人に聞いた話では、きちんと丁寧・正確に書くだけで、審査担当者の心証が違いますから結果が変わるそうです。
さらに、
「個人信用情報に残された情報」と「申込み書の情報」を照らし合わせて、申込み書の中にウソが発見されれば、心証は最悪です。ちょっとしたウソでも「あやしい・・・」と思われては後の祭りです。
ただ、クソ真面目に正確に徹する必要まではなく、勤続年数が10ヶ月のところを1年と書いたぐらいではまったく問題ありません。
スコアリングで一定の基準点をクリアできなかった
カード会社は申込み者から送られてくる情報を元に『スコアリング(評点)』という作業を行います。
申込者の年齢や勤務年数など信用を計るための情報を「属性」と呼びますが、申込書に記載された属性から、コンピューターによる自動計算で点数付けされます。極めて機械的な方法ですね。
例えば、『居住形態』の属性については、「持ち家なら10点、賃貸なら5点、公営住宅なら3点」といった具合に属性ごとに点数を付けていきます(この数字はテキトー)。
そういった具合で、年齢・年収・職業・勤続年数など、すべての属性の点数を合計して、各カード会社が設けたボーダーラインの点数を超えたら合格、下回ったら不合格、となります。
ちなみに、審査の可否は基本的にスコアリングによって決まるのですが、カード会社によっては人の目によりチェックが入ることもあります。
(→ スコアリングの詳細 )
個人信用情報で問題ありと判断された
スコアリングに加え、クレジットカード会社は『個人信用情報機関』を参照し、審査の参考にします。
カード利用者が過去にクレジットカード・キャッシング・ショッピングローン等の申込書に書いた「個人情報(属性)」と、「支払い状況」の記録を『個人信用情報』と呼びます。
これら個人信用情報を収集して管理し、これをクレジットカード会社に提供する機関が、『個人信用情報機関』です。
カード会社は個人信用情報を参照することで、申込者が持っているクレジットカードの枚数や限度額、ショッピングローンやキャッシングの残高や支払い状況などのクレジット履歴を(過去5年まで)すべて把握できるのです。
つまり、申込者のクレジットカード遍歴がバレバレになってしまうのです。
情報を参照して、多重債務に陥っていたり、支払い遅延などの記録があったり、問題が発見されれば審査に悪影響を及ぼします。
【多重債務】
申込み者が既に他の金融機関から借入れをしていて、その借入れ額が返済能力の限界に達している場合です。
大雑把な指標ですが、総借入額は年収の50%が限度と考えられております。例えば、年収500万円の人が既に250万円以上の借入れをしている場合は、残念ながら厳しい状況です。
【支払い延滞】
過去のクレジット利用歴の中で、何度も支払いの遅れがある場合です。
1ヶ月以上の支払い延滞が 3回以上あった場合は、支払いが困難な状況と判断され審査は相当厳しくなります。
申込みまでの期間が短かった
過去6ヶ月以内に何回もクレジットカードの申し込みをしていた場合、それだけで審査に落とされる可能性があります。
上記の個人信用情報の中には、クレジットカードの「申し込み履歴」も含まれていますが、一般的にクレジットカード会社は、「多重申し込み」(クレジットカードを短期間の間にたくさん申し込むこと)を警戒しています。
なぜなら、多重申込者の中には、金に困っている人だったり、たくさんカードを作り全部限度額まで使用して自己破産する人がいるからです。したがって、「あるカードをなんとしても手に入れたいから・・・」と、短期間に申込みを繰り返すことは本人の首を絞めるだけです。
ただし、申込履歴は6ヶ月で抹消されます(全情連のみ1ヶ月)。短期間に何十件と申込みをした筋金入りの多重申込者でも、6ヶ月経過すれば履歴は「真っ白」にリセットされます。
したがって、過去6ヶ月以内にクレジットカード(他社カードも含む)に申し込んだ件数が3件以上ある場合は、申し込みまで間をあけましょう。
※「6ヶ月以内に3件まで」という基準は絶対ではありません。一度審査落ちして、次の月にリベンジを果たしたケースも存在します。
社内規定かも・・・
さらに、数として多くないですが、信用情報機関への申し込み履歴にかかわらず、一度審査に落ちると"社内規定"で一定期間門前払いになるカードもあります。
確かに、個人の年収だとか資産だとかマジメさだとかは、半年やそこらで大きく変化しないでしょうから、門前払い期間を設けるのも当然かもしれませんね。
「門前払い期間内だったけど、審査通ったよ。そんな社内規定ウソじゃね?」というご意見をいただくことがあるのですが、次の2つの可能性も検討する必要があると思います。
1. 同じ発行ブランドでも審査元が違うケース
例えば、「AEON、DC発行のVISA」と「三井住友発行のVISA」は同じVISAであっても審査元が違います。両者の間での門前払い期間は別々です。
2. 審査落ちの要因がそれぞれ違ったケース
例えば、1回目に申し込んだときに審査落ちだった理由が「多重申込」だったとして、2回目のときに申込履歴が消えれば、社内規定の期間を待たずとも通ります。1回目の否決の理由が「与信の低さ」であった場合は、門前払い期間内が間違いなく適用されると思います。
参考までに・・・
一応、ある某流通系カードの審査基準を参考までに提示しておきます。他社も大体こんな具合です(面倒な人は読まなくてもイイよ)。
1)過去に弊社のカードで延滞などをされて、強制退会させていただいた方。
2)信用情報機関に破産情報が掲載されている方。
3)信用情報機関に異動情報が掲載されている方。
4)現在消費者金融とご契約中の方。
(テラネット経由で消費者金融の残高もしくはご契約を確認できる方。消費者金融による保証も含みます。 もしくはCCBで専業でのご契約を確認できる方。)
5)過去半年間に他社で重複して申し込まれた方。
(CICに申込情報が1件以上ある方)
6)他社のご契約が8件(学生・主婦・年金は3件)以上ある方。
(CICもしくはCCBに成約情報が8件(学生・主婦・年金は3件)以上ある方)
7)他社のご契約金額の合計が申告された年収の80%を超えている方。
(CICの契約金額の合計が年収の80%を超えている。成約情報のみで契約金額の記載がない場合、1社当たり80万円とします。
学生・主婦・年金の方は暫定年収を100万円とします。)
8)勤続年数が1年に満たない方。
(学生、主婦、年金、不動産収入の方を除く)
9)過去1年間に弊社のカードを申し込まれて、審査の結果カードの発行をお断りした方。
つきましては上記のいずれかに該当するお客様に対しましての
ご入会はお断りさせていただいております。
